全ゲノムベースの
次世代AI創薬サービス
cBioの革新的な創薬アプローチ
全ゲノムベースの次世代創薬
従来のコーディング領域を対象としたエクソーム解析では創薬の手がかりとなる創薬ターゲットが見つかっていない癌が数多く残されており、キナーゼ阻害薬及び免疫チェックポイント阻害に続く新薬開発が行き詰まっています。
全ゲノム解析は、新たながん化メカニズムや薬剤耐性機序の解明が加速され、ターゲット探索空間が大幅に広がることと期待されています。
cBioの創薬技術
ビックデータによるバーチャルスクリーニングを中心とした創薬を行います。従来、多大な開発費と長期の開発期間を掛けて網羅的なローリングにより創薬シーズを探索していましたが、バーチャルスクリーニングを用いると、診断マーカーの当たりをバーチャルに確かめてから実験を始めることで、確度の向上と開発期間の時間短縮を実現できます。
cBioのバーチャルラボシステム
当社は、バーチャルスクリーニングを進化させ、AIを活用した予測モデルを確立し、より短期間・低コストで効率的に創薬するAIバーチャルラボシステムを構築・提供しております。
これにより、次のメリットを享受した創薬を行うことができます。
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網羅的な介入結果が得られる
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テクニカルエラーが減少する
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アルゴリズムの改変により進化させられる
cBioのがんゲノム医療プラットフォーム
cBioinformaticsでは臨床医学の豊富な経験と高いエンジニア能力を元に、医療現場で本当に役にたつ情報へと変換していくバイリンガル能力を生かし、患者さんが最大の利益を得られるようにゲノム情報を臨床現場で本当に使える情報へ翻訳するシステム「ゲノム医療プラットホーム」を提供します。
創薬の例
事例:乳がん領域の休眠データを再解析し、バイオマーカーを開発
乳がん以外の適用領域をバーチャルスクリーニングを行い、6領域が適用可能であることを抽出。実際の臨床検体で確認し、他部位への適用拡大の承認申請を行なった。
事例:バイオマーカーの特定シグニチャへの有用性を検証し、診断薬を開発
過去眠っていたBiomarker SignatureをPublic dataを用いて有用性を検証し、診断薬申請に至った。
事例:複数のmRNA発現値からから分子標的薬のターゲットへの効果を予測する新たな手法の開発
現在、分子標的薬を用いた治療はターゲット分子中に機能を亢進する変異の有無が指標の1つにされ、変異を有する腫瘍の多くは薬剤に応答すると考えられている。我々は遺伝子変異ではなく、複数のmRNA発現値よりターゲット分子の機能亢進を評価する手法を開発した。この手法で診断される機能的変異体を有する腫瘍への分子標的薬治療は、遺伝子変異を指標とした治療よりも奏功率が高いことを示した。